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モンテッソーリ教師資格取得にかかる費用とは?
モンテッソーリ教師資格を取得するためには、教育内容や資格認定を行う団体によって異なる費用がかかります。
今回は、以前紹介した国際モンテッソーリ協会(AMI)、日本モンテッソーリ協会(JMS)、そして、日本モンテッソーリ教育綜合研究所の3つの団体における資格取得にかかる費用を比較します。
国際モンテッソーリ協会(AMI)の費用
AMIは、モンテッソーリ教育の基盤を築いたマリア・モンテッソーリ自身が設立した団体であり、世界中で認められた資格を提供しています。
そのため、AMIの資格は国際的に評価されており、費用も他団体と比較して高めです。
受講費用(学費)
AMIの教師養成コース(約1年間)は、入学金・授業料・設備費(冷暖房)・実習費・卒業試験料・通訳費など諸々込みで1コースあたり総額おおよそ90万円〜103万(税込)となっています。
90万〜103万と幅があるのは、受講する機関によって金額が異なるためです。
これとは別に、対面講座を受講する際の交通費や宿泊費、オンライン授業を受けるためのインターネット通信費などもプラスになりますので、コース選びの際には考慮する必要があります。
また、0-3歳、3-6歳レベルそれぞれでほぼ同額費用がかかるものですが、同じトレーニングセンターにおいて両方取得する場合はAMIの登録費であったり、オリエンテーションコースやディプロマコースの受講歴がある方への割引があったりする施設もあるので、ぜひその部分も確認してみてください。
また、受講条件に保育士・幼稚園教諭など指定がありますので、要件を満たしているかの確認も必要です。
国内でAMI認定を受けたトレーニングセンター
日本モンテッソーリ協会(JMS)の費用
日本モンテッソーリ協会(JMS)は、AMIに比べると費用は若干抑えられているため、国内でモンテッソーリ教育を学びたい方にとっては安価に学べるのでありがたいコースです。
受講費用(学費)
JMSの京都養成コースより、1年次は基礎コース、2年次は専門コースと分かれてます。
専門コースを終えて卒業試験合格にてモンテッソーリディプロマ資格を取得できるものであるため、2年ともに受講する必要があります。
1年次は、登録料・授業料・実習費・進級試験料など全て込みで約35万円です。
2年次は、編入登録料・授業料・実習費・卒業試験料など全て込みで約33万円+JAMディプロム代となってます。
つまり、京都養成コースにおいては、教師取得するには2年を要し、費用に関しては総額で約70万円程度(税込)かかることになります。
また、これとは別に、受講する際の交通費や宿泊費などもプラスになりますので、コース選びの際には考慮する必要があります。
公には養成コースの内容を開示していない場合もあります。気になるコースがあれば、受講期間と合わせて直接問い合わせてみるといいかもしれません。
また、受講条件に保育士・幼稚園教諭など指定がありますので、要件を満たしているかの確認も必要です。
JMSの認定を受けたモンテッソーリ教師養成コース
- NPO法人東京モンテッソーリ教育研究所・付属教員養成コース
- 九州幼児教育センター・トレーニングコース(モンテッソーリ教員養成コース)
- 広島モンテッソーリ教師養成コース
- 京都モンテッソーリ教師養成コース
- 純心モンテッソーリ教師養成コース(大学の学科にて学ぶ)
日本モンテッソーリ教育綜合研究所の費用
日本モンテッソーリ教育綜合研究所は、日本の教育現場に特化したモンテッソーリ教育を提供している機関で、特に実践的な指導者養成を目的としています。
受講費用(学費)
綜合研究所のAMS/MACTE認定の2.5-6歳レベルのモンテッソー教師養成コースでは、1年コースで総額88万円(税込)の費用がかかります。
実習園は自分で探して通園するようになるので、そちらへの交通費などもプラスとして考えなければなりません。
0-3歳のモンテッソーリ教師養成通信講座については1年で約32万円、2.5-6歳のコースでは2年間で約57万円。
教師資格の認定をもらうためには、これに追加で資格試験料として2万5千円かかります。
これとは別に、スクーリングを受講する際の交通費や宿泊費、オンライン授業を受けるためのインターネット通信費などもプラスになりますので、コース選びの際には考慮する必要があります。
また、受講条件に保育士・幼稚園教諭など指定がありますので、要件を満たしているかの確認も必要です。※通信講座に関しては受講条件に限定はありません。
AMS/MACTE認定の国際資格が取得出来るのは
この記事の情報は2024年時点でのものです。